薬過敏症の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
35歳 女性
低血圧で疲れやすい、仕事でパソコンをする為よく目が疲れるという事で
病院に行くまでもないが漢方薬を試したいという事で来店されました。
細かく症状を伺いますと、
肩こり、口渇、寝汗をかく、疲れが溜まりやすく朝起きにくい、生理周期28日、月経期間5~7日、生理痛があり、塊もある、睡眠時間は10時半~6時半起床、よく夢を見る、軟便気味になりやすく、イライラなどもあるようです。
昼食後眠くなりやすい、最近白髪が多くなってきた。
中国医学的に『心脾両虚(しんぴりょうきょ)』、『気滞血瘀(きたいけつお)』の状態と考えます。
T様には胃腸機能を整えながら、気の巡りをよくしてストレスを緩和していく漢方をお渡ししました。
漢方薬を飲んで発疹と軟便になった為、今はストップしているという報告がありました。
これは胃腸機能が過敏で薬が効きすぎている状態と思われます。
しばらく服用をストップする事で薬疹や軟便が治まりましたと電話で連絡がありました。
その為、1回分の量を半分量~1/3量で飲む事を提案しました。
すると、半分量で飲んで体調がよくなっているみたいという報告を受けました。
まれに薬に関してとても敏感に反応される方がいらっしゃいます。
T様は普段の私生活、食生活を改めていらっしゃるため、体全体のバランスがとても良く健康になられております。
今は引き続き予防目的で続けて頂いております。
体が薬やサプリメントで過敏に反応しやすい方は何人かいらっしゃいます。
そういう方は
市販の薬、漢方薬、健康食品なども成人量の半分量または子供量で様子を見ながら、
効き目が弱いようなら少量づつ量を増やしていく方法をとる方がいいと思います。
勿論、病院の薬においては必ず医師に伝えておく必要があります。
薬に過敏に反応するので量を少なめか、子供量ぐらいで処方して頂くと良いかもしれませんね。
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